愛着があって長く使っていたバッグです。
でもそろそろ限界かもと思っている方は是非修理をご相談下さい。
革バッグはとても長く使えるアイテムですが、どうしても表面（塗膜）は劣化してきてしまいます。しかし、もう一度色付けしてあげる事でキレイに蘇らせる事が可能です。
色あせてボロボロになったバッグでも修理可能
冒頭の写真を見て頂いたかと思いますが、かなり使い込んでいるバッグです。これを持ち歩くのはちょっと周りの目が気になってしまう程です。でもなかなか気に入った形状や構造のバッグと巡り合うことは少なく、何となく使い続けてしまう・・・。そんな経験があるかと思います。
写真のバッグですと、確かに見た目は色あせてボロボロに見えるかも知れませんが、本革のバッグですので土台はしっかりとしています。
問題は表面の塗膜面ですので、これならば特に革を交換する事もなくキレイにする事が可能です。
ただ、塗膜面は革を守ってくれている役目がありますので、このような状態になっているとどんどんと革の劣化が進んでしまいます。
革の劣化が進行すると、革が固くなったりヒビ割れを起こしして、最終的には破れにつながってしまいます。
そこで、色あせたバッグは染め直し修理を行い、土台の革を守ると同時に見た目もキレイに致します。
色あせバッグの修理事例をご紹介
それではバッグの色あせ修理を写真にてご紹介致します。
修理前後の写真となりますが、多少色がズレて見えるかも知れません。撮影日・撮影時間等が違いますので、その点はご了承下さい。
| 色あせバッグの修理前 | 色あせバッグの修理後 |
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如何でしょうか？
スレ傷等で色あせたバッグがしっかりと塗膜面を作る事により蘇りました。
勿論、多少柔らかめのバッグでしたので、その質感も損なわないように注意しながら修理をしております。
これならば、まだまだ愛着あるバッグを使い続ける事が出来るようになったと思います。
バッグの修理は破れる前にご相談下さい
修理をご検討の方も、どうせ修理するならもう少し使い倒してから依頼しようと考えている方もいるかと思いますが、破れてしまってから・破れる寸前の状態では一番リーズナブルな染め直し修理での対応が出来ず、張替えや革当て修理になってしまう可能性があります。
張替えや革当てとなりますと、どうしてもバッグを分解して修理する必要がありますので、修理費用も高額になってしまいます。
土台となる革は、それなりに厚みがありますが、今回のように塗膜面がなくなり使い続けていると擦れてどんどんと革が薄くなりその部分だけが弱くなったりしますので、早めの修理が修理費用を安くする秘訣となります。
まだまだ使いたいバッグや財布などは早めに対策する事をオススメ致します。
色あせ修理で対応出来ないパターン
全ての色あせに対応出来れば良いのですが、当店でも対応出来ない色等がございます。
まずゴールドやシルバー等のメタリック系の色。
あとバッグには少ないですがパールやラメ入りの色。
最後に表面が複数色でデザインされている柄物。
但し、カラーチェンジして別の色にしてしまう事は可能ですので、諦めずにご相談して頂ければ可能な範囲でご提案を致します。
それでは、バッグの色あせ修理のご紹介でした。
