バッグ内側のベタつきや表面のボロボロ!起こってしまうと困りますよね。
せっかく購入した高いブランドバックが使えない。どうにかして使いたい!そんなお悩みを解決致します。
内側トラブルの原因、それは合皮です!
バッグの中がベタベタしたり、ひっついてしまう原因は合成皮革(合皮)にあります。高温多湿な日本の風土に合皮が耐えきれなくなり、表面がヌルヌルした感じになるのが初期状態です。本革とは違い、合皮は寿命が短いのが欠点です。大切に保管してあっても日々劣化していきます。
余談にはなりますが、上記の理由から合皮の染め直し修理や修復はお断りする場合があります。劣化した合皮を染め直しても、土台となる部分が弱ければすぐにダメになってしまうからです。
バッグ内側のオススメ素材は「布」
内袋や内張り交換の依頼はとても多いのですが、また合皮で張り替えても数年後には同じ事になってしまいます。ですので、一番リーズナブルで耐久性がある「布地」を推奨しております。布地ならば同じ現象は起こりませんし、今後の事を考えればベストですよね!過去のご依頼者様からも、ほぼ布地で張替えをさせて頂いております。もちろん本革の選択肢もありますので、ご依頼される時にその旨をお伝え下さい。但し、布地よりかははるかにコストが高くなります。
今回はGUCCIのバッグをお直し
修理事例はGUCCIのバッグとなります。外側の革は黒で、状態もまだまだ良い方です。内側にファスナー付きポケットがありますが、ここはその素材を流用して移植となります。
それでは、お写真で施工前後をご覧下さい。
施工前 | 施工後 |
このように内側を張り替えてしまえば、ベタベタともサヨナラとなります。また、元の状態が内張りだったとしても、内袋で交換する事も可能です。内張りよりも内袋交換の方がリーズナブルですので、内袋交換をご依頼される方も多くいらっしゃいます。
バッグの内張り・内袋交換費用
バッグの内張り・内袋交換費用はメニュー・料金をご覧下さい。
一番ご依頼が多い大きさのMサイズバッグ(縦+横=60センチ未満)ですと、内袋交換で21,000円(税抜)となります。写真で紹介したGUCCIバッグもこのサイズとなります。
ポケットの数やファスナーの有無での価格変動はありません!例えば、ポケットが5個あったとしても、1個だけでも価格は一緒になります。
バッグ内側のトラブルはお任せ!
ベタつきや塗膜剥げ、このようなバッグ内側のトラブルは是非ご相談下さい。過去に修理をご依頼された方からも、とても良いとの評価を頂いております。当店としても、エコの観点から修理して使って頂けることはとても良い事だと思っております。
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お待ちしております!