元の色も分からないくらいまで色落ちをしてしまった眼鏡ケースです。
長年愛用していたのだと思いますが、さらに傷みが出る前に一度キレイにしましょう。
色あせや色落ちならば補色でキレイになります
革自体に傷み(深い傷や革が削れて表皮がボロボロなど)が出ていなければ、ほとんどの場合が補色修理で改善します。
補色とは?
補色とは、もう一度革の表面に色を乗せる事になります。勿論当店では革専用の塗料を使って修理を致します。
写真のような状態では、見た目はかなりダメージがあるようにも見えますが、革自体にはそこまで大きなダメージはないのでまだまだ修理すれば大丈夫です。
逆に、革が破れていたり、表面の革がボロボロになっている状態ですと修理は出来たとしても修理痕が残る可能性が高くなります。
ロエベの眼鏡ケースを補色した修理写真
それでは、写真にてどのように生まれ変わるのかご紹介となります。
左側が修理前で右側が補色修理後となります。
このような仕上がりになります。
ブランドロゴの下部分などは多少革が削れていましたので、補色後にシボ(革の凹凸)が多少薄くなっておりますが、全体的にはかなり生まれ変わったと思われます。
革製品の色あせや色落ちは諦めずに専門店へ
写真のように革製品の色あせや色落ちは必ず起こりうる現象です。
いくら大事に使っていても良く触る部分が徐々に色落ちする場合もありますし、仕舞うタイミングで擦っている時もございます。
ですが「補色」をしてあげる事でメリットがございます。
- 革色が復活する
- 革の表面がしっかりサポートされる
革を長く愛用するにはそれなりにメンテナンスが必要になりますが、一度修理を出す事でまだまだ長く使えるようにする事が可能です。
是非、同じようなお悩みの方は、仮見積りだけでもしてみてはどうでしょうか?