バッグの中に使われている素材は合成皮革(合皮)の場合があります。
これは、ブランドバッグでも同じで、ウン十万円したバッグでも外側は本革、内側は合皮だったりします。
購入当初は全く問題ありませんし、気にもせずに購入していたと思いますが、ある日からバッグの内側が、
- ベタベタ・ベトベトしてきた
- ボロボロ剥がれてきた
- 入れた物に表皮がくっつく
なんてトラブルが起こります。
まだまだ外側はキレイな状態なのに、内側がこんな状態では、バッグとして使い物になりません。
あなたならどうしますか???
バッグ内側のトラブルは致命的
バッグは物を入れれるからこそ意味があるのですが、先ほど書いたようなトラブルが起こると致命的です。
この状態でも使い続けていますと、中に入れた物にボロボロ剥がれた表皮がくっついてしまいます。これがまた厄介です。
粘着力があり、取り除くのも大変!ですから、絶対に物を入れるのはやめて、使い続けたい場合は当店にご相談下さい。
内側のベタベタや剥がれの原因
このトラブルの原因は、合皮が劣化して表面が溶けてしまっている訳ですが、合皮は本革とは違い寿命が短いのです。
高温多湿の環境に耐えられなかったり、湿気の多い押入れやクローゼットの中に長い事保管されていると、いざ使おうと出した時に気付くのです。
なんか内側が湿った感じがするな、、、と思った時は黄色信号です!
トラブルにならないようにする対処法はあるのか?
はっきり言えば、いづれ寿命が来ますので、対処法はありません。でも、少しでも長く使う為に、高温多湿な保管場所は避けたり、月に1回くらいは日陰干しをするなど、日々のメンテナンスで多少は改善される事もあります。湿気の多い季節は要注意ですね!
バッグ内側はボロボロだけど、まだ使いたい!
外側はキレイだからまだまだ使いたい!
思い入れのあるバッグだからどうにか直したい!
そんな場合は当店にご相談下さい。
大概のバッグは内張交換もしくは内袋交換でお直し可能です。
交換と言っても、また合皮にしてしまうと近い将来に同じ現象が起こってしまいますので、布地への交換をしております。
もちろん、本革やその他の生地にしたいとご希望があれば対応出来る場合もあります。
内袋の交換事例をご紹介
今回ご紹介するのはバンブーの持ち手が印象的なGUCCI(グッチ)のバッグとなります。
見事にお悩み解決です!
しかも合皮ではないので、もう同じお悩みは二度と起こりませんから、長く愛用出来ますね。
今回の内袋交換修理価格
上記写真のバッグサイズは縦+横が35センチ以上60センチ未満となります。
当店ではMサイズに該当しますが、このサイズの内袋交換は20,000円(税抜)となります。基本的に内側の形状(ポケットなど)は再現致します。
それでは、皆様からのお問い合わせ・ご相談お待ちしております!