お気に入りの財布や大切にしている財布。
「擦れて色が落ちた！」
「雨に濡れて色が落ちた！」
「日焼けで色が褪せてしまった！」
そんなお悩みはございませんか？
当店ではそんなお悩みをお直ししております！
革財布の修理について
多くの革製品は革素材に着色（染料や顔料様々あります。）をしております。
ですので、青い財布や赤い財布や黒い財布など、カラフルなバリエーションがあります。
元々革がその色だった訳ではなく、どれも色々な着色方法で色が付けられている事をご理解下さい。
「そんな事は当たり前だろ！？」
と思う方もいると思いますが、染料は革の中に染み込み色を付け、顔料は革の上に塗膜を作って色をつけています。
この辺をご存知ない方は、少し削ればキレイな色が出てくると勘違いしていたり、除光液などで拭けば色が元に戻ると思っている方が多くいらっしゃいます。
それは間違いで、シンナー系の液で拭けば塗膜は溶けて剥がれてしまいますし、さらにダメージが広がってしまう可能性もありますので絶対に使わないように注意して下さい。
当店ではある程度クリーニングをしてから、元の色またはご希望の色で色付けをして、コーティングをしております。
革財布の修理事例
それでは、今回はボッテガヴェネタの財布修理となります。イントレチャートが素敵なこの革財布ですが、所々色落ち・色剥げがありまして、使用感が出てきております。
全体的に染め直しを行い、キレイにした修理事例を写真でご覧下さい。
如何でしょうか？
使用感も全くなくなり財布が蘇ったと思います！
このように、色落ちや色剥げは染め直し修理にてキレイにする事が可能で、特に大きな傷や破れが無ければ、仕上がりも良くなります。
どんな状態でもキレイに修理できるのか？
まず修理や補修は新品になる訳ではありません。勿論出来る限りの修理は行いますが、状態が悪ければ仕上がりもそれなりになります。
よくある事例として、
①今すぐ修理に出すか
②もう少しくたびれてから修理に出すか
この2点で迷われる方がいます。
当店としては修理内容にもよりますが、染め直し修理で考えれば仕上がりが良くなるのは①かと思います。
早めのメンテナンスの方が修理価格も安く済む可能性もありますので、修理をお考えの方はお早めにご決断をして頂ければと思います。
それでは、革財布の色落ちや色剥げしゅうりについては以上となります。
皆様からのお問い合わせ・ご依頼をお待ちしております。
