バッグ内側の剥がれやベタつきは使えないですよね。
なぜこのようなトラブルが起きるのか、どうすればまた使えるバッグへなるのかをご案内したいと思います。
バッグ内側の剥がれはなぜ起こる?
原因を一言で言えば「合皮の劣化」です。
革のバッグを買ったから内側だって革じゃないの???と思われる方もいると思いますが、意外と内側の素材に合皮を使っているブランドは多くあります。
なぜ合皮を使っているかは様々ですが、革なのか合皮なのかは大きな違いがあります。
「合皮」は寿命が短く、湿気を嫌いますので、高温多湿の日本では剥がれ・ベタつきが起きやすい環境下にあります。
「本革」は寿命も長く、ある程度の湿気では大きなトラブルは起きませんが、革自体が乾燥してしまうと割れや破れの可能性があります。ただ、日々メンテナンスしていれば何十年と使える素材です。
内側の剥がれが起こったバッグはどうする?
バッグの内側が剥がれてしまったり、ベタつき始めた場合ですが、当店では「張替え」のご提案となります。
張り替える生地は同じ合皮ではなく、シャンタン地(布地)が費用的にもオススメです。合皮を布地にするのは抵抗があるかも知れませんが、これが一番長くバッグを愛用出来る(その後の修理費用等を考えての事です。)と思います。
また、内側の形状を変える事なく再現致しますし、ポケットの増減等も可能ですので、この機会にさらに使いやすいバッグにしてみてはどうでしょうか。
ルイヴィトンバッグの張替え事例
それでは、今回はルイヴィトンのバッグよりリヴィエラを内側張替え修理をしましたのでご紹介致します。
まずは修理前の写真をどうぞ。
次に修理後の蘇ったバッグをご覧下さい。
張替えるとこんなにもキレイになります!
勿論、再び剥がれやベタつきが起こる心配もありませんので、布地が破れない限りは今後修理費用もかかりません!(シャンタンシャンタンはしっかりとした生地ですので、そう簡単には破れません。)
- まだ外側はキレイなのに使えない
- せっかく使いやすいバッグだから長く使いたい
- 剥がれやベタつきさえなくなればまだまだ使える
そんなお悩みをお持ちの方は是非張替え修理をご検討下さい。
当店ではブランド問わず、全てバッグサイズでのお見積りとなります。(内張りか内袋での価格差はございます。)
ご相談・お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。