バッグの汚れや黒ずみなど、自分で拭いてみたけど消えないから諦めている方はいませんか?
いつの間にか付いてしまった黒ずみ。
持ち手の皮脂汚れ。
紫外線等による色あせや経年劣化。
毎日のメンテナンスで少しは防げるトラブルですが、やっぱり毎日メンテナンスする事は大変です。
また、市販の革クリーナーを使ってみたけれど、やはりあまりキレイにはならない場合もあるかと思います。
そんな時は是非当店までご相談下さい!
お客様のご要望を聞きながら、1点1点手作業にてメンテナンスをしております。
革バッグの落ちる汚れと落ちない汚れ
汚れについて簡単に書きたいと思いますが、バッグに付着した汚れは「落ちる汚れ」と「落ちない汚れ」があります。これを間違えてメンテナンスをすると失敗する事もあります。
【落ちる汚れ】
これは塗膜に乗っかっている汚れとなります。しっかり付着していない汚れならば、固く絞った布巾で軽く拭いてあげれば良いかと思います。それでも落ちない場合は市販のクリーナーを使用する事になりますが、市販のクリーナーについては注意事項や使用方法を熟読してお使い下さい。
【落ちない汚れ】
これは革に浸透してしまった汚れ等になります。油分を含んだ物は浸透しやすく皮脂汚れなどがあります。浸透してしまった汚れは拭いてもクリーナーを使っても除去する事は困難です。
良くあるメンテナンスのトラブルとして、汚れを拭き取ろうとゴシゴシとやり過ぎた為に色落ちしてしまう事があります。また、除光液などを使って落とそうとする方もいますが、これも塗膜を剥離してしまう恐れがありますのでオススメ出来ません。
このような落ちない汚れは当店のような修理専門店へご依頼するのが良いと思います。
バッグの染め直し修理事例
それでは、今回はイントレチャートで有名なボッテガのバッグを修理した事例となります。
持ち手部分は皮脂汚れと思われる黒ずみがあり、その他にも原因不明のシミや経年劣化による変色がありました。
修理前と修理後をお写真でご覧下さい。
(※画像をクリックすると拡大されます。パソコンからはクリック、スマホからはスワイプすると次の写真が表示されます。)
ボッテガバッグの修理前 | ボッテガバッグの修理後 |
このような仕上がりとなります。
やはり白いバッグは汚れが目立ちますのでキレイな白の状態が良いですよね!
当店の修理でも、染め直しする前にはクリーニングをして余計な油分や汚れは除去してから行っております。今回のバッグでもやはりクリーニングでは落としきれない汚れは多々ありました。
上記でも書きましたが、無理に落そうとして何度も擦っていると表皮にダメージが出てしまう場合がありますので、ある程度ご自身でメンテナンスをして限界を感じた時はお気軽にご相談して頂ければと思います。
このような感じで、少しでもお客様のお力になれればと思い、日々メンテナンスをしております。
ご質問やご依頼はお気軽にお問い合わせ下さい。