大切なお財布なのにちょっとした不注意で色落ちや汚れが付着してしまった事はございませんか???
今回ご紹介するお財布は財布の一部に接着剤のような物が付いてしまい、慌てて拭きとりましたが一緒に色落ちもしてしまった事例になります。
(確かこのような内容だったと記憶していますが、、、)
最近はコロナウィルスの影響でアルコール入りの除菌シートや除菌液を使う事が多くなりましたが、この液体は上の写真のように色を落としてしまう可能性が高いので、使用時には財布やバッグに付着しないように十分気を付けてお使い下さい。
特に、店に置いてある除菌液は勢いよく出る物も多くあり、手に付けながら飛沫がバッグに飛んでいる事がありそうです。
GUCCI(グッチ)シマ財布の部分補修
今回の修理範囲はまだまだ状態も良い財布で、トラブルは一部分だけですので部分補修で行います。
ちょっと写真では分からないのですが、表面には接着剤が固まったような付着物もありますので、革の表面を傷めないように取り除きます。
ただ、無理だと判断した場合(革が一緒に剥がれてしまうそうな場合)はそのままにする事もあり得ますが、この財布については傷める事なく綺麗に取り除く事が出来ました。
この付着物が残る残らないで大きく仕上がりも変わってくるかと思います。
白っぽくなっている所は色落ちです。その上に少し黒ずんだような所が付着物になります。
革へのダメージが少なければ仕上がりも良くなる
財布がほぼ綺麗な状態で、他の部分を見ても新品に近いような状態です。
付着物さえ綺麗に取り除く事が出来れば、補色してほぼ分からなくなるくらいのレベルまで仕上がるかと思います。
長年使っている財布などですと、どうしても表面へのダメージがある場合が多くありますが、やはり多少なりとも残ってしまいますので、何かトラブルがあった場合は早めに対処してあげる事が重要になります。
もう少し傷みが出てから修理に出そうとお考えの方も多くいますが、修理は早めにした方が仕上がりもその分良くなります。
GUCCI(グッチ)シマ財布の修理Before-After
それでは今回の修理品を写真でご紹介致します。既に2枚くらいお見せしておりますので、修理前の状態を別角度でもう1枚です。
次に修理後の写真を角度を変えてご紹介となります。
このような感じにお直しが出来ました。ほとんど修理痕は分からないかと思います。
アップでもほとんど分からないくらいの仕上がりです。
如何でしょうか?
このようにトラブルによっては部分補修をご提案する場合もありますし、状態によっては外側全体補修をご提案する場合もあります。
まずはお気軽にご相談して頂ければ、修理方法等をご説明しております。