シャネルのマトラッセです！
お馴染みの形で、色々なパターンがあるのはご存知かも知れませんが、今回はエナメルバッグとなります。
今回のご相談内容
エナメルバッグで色は薄いピンクですが、エナメルが変色して黄ばみが出ております。
なぜかバッグの裏側ポケット等は元の色のままですので、その部分に合わせて全体をキレイにして欲しいとの事です。
最初に表示している写真もよくよく見ると、フタ部分とその下の部分とで色が違うのが分かると思います。
エナメルバッグの修理方法
ご相談内容より、バッグエナメル部分の染め直しをして、エナメルにてコーティングとなります。
チェーン部分にもエナメル革はあるのですが、今回は手をつけません。あくまでもバッグ本体のエナメル部分のみとなります。
あと、内側もキレイですので手をつけません。
ちなみに、チェーン部分のエナメル革も同様に修理が可能となります。その場合には選択オプションとして「チェーン分解施工」が必要となります。
さらにはバッグ内側も修理可能な場合があります。こちらも「裏地施工」の選択オプションが必要となります。
エナメルバッグ修理を写真でご紹介
それでは、エナメルバッグの修理前後の写真をご紹介致します。
まずはバッグ本体の表面をご覧下さい。
特に分かるのはバッグのフタ部分となります。フタ部分は色が変色して黄色〜オレンジっぽい色になってしまっています。
次にバッグ裏側となります。
こちらもポケット部分は色が変わっていませんが、それ以外の部分が変色しております。
ちょっと角度を変えて色の違いを分かりやすくしてみました。
このような修理結果となりました！
いかかでしょうか？
バッグのパーツ毎に色が変色するのは珍しいですか、その時の素材の違いなのでしょうか。。。
でも、染め直し修理すればお悩みも解決致します！
染め直しはカラーサンプルが重要です
今回、目指す色がバッグ裏側のポケット部分という事ではっきりとしていましたので、その部分に合わせて色を作り、全体を染め直しております。
このカラーサンプルは結構重要でして、バッグ染め直しの修理をする場合は、目指す色がはっきりしていた方が色が作りやすいです。
当店での修理では、ネット上にある写真等もカラーサンプルとして受け付けてはいますが、ディスプレイのメーカーによっても色味が違いますし、コントラストでも変わってきてしまいます。
可能ならば、実物のカラーサンプルがあると非常に助かります。
(広告の切れ端などでもオッケーです)
それでは、エナメルバッグの変色トラブル修理は当店までご連絡下さい！
