これまでパール加工は出来なかったのですが、この度多くのご要望がありましたのでパール加工も可能となりました。
パール加工って何?
って方もいると思いますので、分かりやすくご説明致します。
パール加工ありとパール加工なしの違い
まず写真で見て頂いた方が分かりやすいと思いますのでご覧下さい。
最初に修理前の変色・色移りした元の状態の財布です。
表面は黒ずみや色移りがあります。
何となく分かると思いますが、光っている周辺にキラキラした物が見えると思います。これがパールです。
次にパールなしでの修理した写真です。
光った周辺にキラキラした物はなく、どちらかと言えばのっぺりとした感じになります。
次にパール加工した場合ですが、
光っている周辺にキラキラした物が見えるかと思います。
パールを入れる事により色に深みと言いますか立体感が出ますのでパールなしとありでは見た目の違いがかなりあります。
光っていない部分はパール感がありませんが、写真ではこれが限界ですのでご了承下さい。
ヴェルニのオリジナル色でもパールが入っている色が多くあります。少しでも近付ける為と、色に立体感を出す事により高級感も出てきますよね!
もちろん今まではパールが入っていない色でもパール加工する事も可能となります。
パール加工はオプション修理です
パールを入れる入れないはお客様次第となります。
勿論、修理価格にも違いが出てきますのでお考え頂ければと思います。
元々の色にパールが入っているのかいないのかは光を当ててまたは太陽の下で見て頂いて、写真のようなキラキラした物が見えればパール入りとなります。元の色が分からないくらいに変色していても、パールの有無くらいは分かると思いますのでご自身の財布やバッグをご確認頂ければと思います。
ヴェルニのエナメル財布の修理事例(パール加工あり)
それでは今回ご紹介した財布の修理事例を最後にご紹介致します。
まずは修理前の写真です。
正面からの写真は上でご紹介しておりますので、それ以外の角度からとなります。
次に修理後の写真です。元の色に近付けてパール加工をしております。
このような仕上がりになります。
仕上がり具合を見ても、これまでパールなしで修理していた場合とは違い、より高級感も出て良い感じになっているなと実感致します。
また、パールを入れる事により色の変化も出ますので、太陽光の下や電球の下などで違って見えるのも特徴です。
エナメル財布のパール加工注意点
パール加工についてですが、完全にオリジナル通りの配色は不可能となります。
あくまでもパール感を出して近付ける程度ですので、全く同じになると言う解釈ではありません。
オリジナルの色はブランド・メーカーでしか出す事が出来ませんので、その点はご理解頂きたいと思います。
それではパール加工のご参考にして頂き、ご検討頂ければと思います。