本日はルイヴィトンのバッグ修理をご紹介致します。
全体的には綺麗な状態なのですが、オーストリッチの所だけが汚れやシミのような感じで気になる所ですよね。
と言う事で、オーストリッチ革部分だけをリカラー(色補正)を行いました。
オーストリットの特徴は復元します
オーストリッチの特徴としましては「クイルマーク」と呼ばれる羽を抜いた後に出来るポコッとした部分がありますので、これは復元していきます。
後は今回のバッグですと、多少表面に傷みが発生してきていましたので、表皮形成をしながらなるべくオーストリッチの特徴を損なうことなく修理を行いました。
オーストリッチとは?
ちなみにオーストリッチは何の革かと言いますと、ダチョウの革となります。革の中でも高級品に良く使われる傾向がありますね。
写真でバッグ修理をご紹介します
それではどのように修復したのかを写真でご紹介致します。
写真の角度等で多少色が違って見えるかもですが、その点はご了承下さい。
まずは修理前の写真となります。
正面よりも裏面の方が汚れやシミが目立ちますし、オーストリッチの特徴でもあるクイルマークも薄くなってきています。
次に修理後の写真となります。
このような仕上がりになります。
薄汚れた感じからクイルマークもしっかりと見えるようになり、バッグが綺麗になったかと思います。
このような感じでリカラーする事でまた使えるバッグに蘇る事が出来ますし、持っていても周囲の目が気にならなくなって使いやすくなりますので、是非使わなくなってしまったバッグや財布をメンテナンスしてみてはどうでしょうか?
ご相談やお見積りは無料で対応しておりますので、ご検討頂ければと思います。