プラダ

【PRADA】バッグの内側剥がれを交換でスッキリ解決します

PRADAのバッグ内側‗修理前

バッグの内側が剥がれてしまった事はありませんか?

高価なブランドバッグを購入したけれど、年月が経過すると写真のように内側が剥がれてボロボロになってしまう事があります。

これは内側の素材に「合皮」を使って作られたバッグ特有の現象ですが、素材の経年劣化により使い物にならなくなってしまう事があります。

外側はまだ綺麗なのに内側がこんな状態になってしまい、使えないから捨ててしまった方もいるかと思いますが、このトラブルはこれからご紹介する修理をする事で再び使えるバッグに蘇ります。

是非最後までご覧頂ければと思います。

内側の「合皮」について

内側に「合皮」が使われているってことは偽物なの?と思う方もいますが、実は内側に合皮を使ったブランドバッグは多く販売されています。

今回ご紹介のPRADA(プラダ)でも外側は本革で内側が合皮のバッグは多数ありますし、GUCCI(グッチ)やLV(ルイヴィトン)でも良く使われています。

合皮を使うメリットとしては、同じ素材を多く作る事が出来ますし、非常に安価(本革と比べれば)な素材となります。

ですが、デメリットも多くあります。

合皮のデメリット(欠点)

  • 寿命が短い
  • 補修が出来ない
  • 熱に弱い

合皮は作られた段階から劣化が始まると言われていますが、早いと3~5年程度で目に見える劣化が起こる場合もあります。最近の合皮はかなり進歩していますので、もっと寿命が長くなった印象がありますが、それでも劣化が起こればべたつきや剥がれが発生してきます。

補修が出来ないと言うのは、合皮は人工的に作られた革ですので土台の布地(不織布)に特殊な塗料で表面を作り上げています。その為、この布地と塗料が剥離してしまうと戻す事は出来ない為、塗料での補修には向いていない素材になります。

合皮の素材上、熱に弱い特性を持っています。高温になるような車内や炎天下に置いていると合皮の劣化が早まってしまいます。

逆に合皮のメリットは表面が強いので、耐水性や汚れに強いですし、メンテナンスをする必要もありません。(汚れた場合は固く絞った布巾で拭き取りでOKです。)また、価格も非常に安価ですので使われやすい素材となります。

劣化した合皮は交換1択です

冒頭の写真のように劣化してしまった合皮は補修する事は出来ません。

ですので、再び使えるようにするには「交換」のみ可能になります。

交換する場合ですが、当店では「シャンタン生地」への交換を推奨しております。元々のバッグに近付けたい気持ちはあるかも知れませんが、合皮で同じように作ってしまうと数年後にはまた同じ現象が起こってしまい使えなくなってしまいます。

シャンタン生地に変更する事で同じトラブルが起こらなくなりますので、ほとんどの方がシャンタン生地にて交換をしております。

内側交換修理のBefore-After

それでは写真にて修理前と修理後をご紹介致します。

まずは修理前の写真からです。

PRADAバッグの内側‗修理前1
PRADAバッグの内側‗修理前2
PRADAバッグの内側‗修理前3

次に修理後の写真になります。

ファスナーやポケットは使えるパーツはそのまま使い、合皮のポケットはシャンタン生地にて再現してとなります。

ちなみに今回はブランドタグを付け直ししておりますが、PRADAのバッグではこのブランドタグも合皮で作られております。

タグを外す時に劣化が激しいと再度取り付けが出来ない程にボロボロになってしまいますので、その際は残念ながら再取り付けが出来ない場合がございます。

こんな感じに内側がスッキリ綺麗になれば、また愛用して頂けるのではないでしょうか。

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まとめ

今回はPRADAのバッグについて内側のトラブルをご紹介致しました。

同じ悩みをお持ちの方や別のブランドでも似たようなトラブルをお持ちの方は是非革生活までご相談頂ければと思います。

外側も合皮で内側も合皮ですと修理は不可となりますが、外側はしっかりしている革バッグ等であれば再び使えるバッグにする事が可能ですので、捨てる前にご検討をお願い致します。

それでは、皆様からのご相談・ご依頼をお待ちしております。

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